どきっどき

先日も、書かせて頂きましたが。

新人2名(1名は中古)の言われる事にドキッとさせられます。

 

今回は、横田君(中古)に言われたのですが。

なんでabiさんは、営業なのにクレーンとか危険物とかの資格持ってたんですか?って聞かれまして・・・

 

走馬燈のように、昔を思い出してしまいました。

そして、思い出すと共に動悸が・・・

 

私のabiの生い立ちは余り語っておりませんでしたが

実は、元々は福岡県で日産自動車の営業をしておりました。

えぇ、全く船とは関係ございません。

 

で、ここだけの話ですが車の営業って大変なのですよ。

毎月、毎月のノルマが有って、達成するまではも~~大変。 

その時の体験が恐怖で、今でもその当時の所長と話すと震えます。

 

んで、たまたま近くに「日産マリーン」って会社があったんで、営業中にふらっと見学に行っちゃったんです。

それがキッカケで入社して20年近くお世話になってしまいました。

よほどウマが合ったんでしょうね-。

 

 

そして、何故か関東に配属になり営業をしておりましたが。1年間船を売る事が出来ませんでした。

余り売れなかったじゃないですよ。 本当に1艇も売れなかったんです。

よく、クビにならなかったと思いますよ。まったく。

 

まぁ、でも何故かクビにはならず。

でも、そんな状況ですから本社の事務所にいるのが辛かったんです。

「ゼロ社員くん」などと呼ばれ、飲み会では必ずダメ出しの対象で。

お前のアレがダメなんだ!それがダメなんだ!etc  思い出して書いてるだけだけでも泣けてきます。

 

で、そんな本社が嫌で、でも行くところも無いし。

そうだ!マリーナに遊びに行こう!と大場川マリーナと芝川マリーナに入り浸るようになりました。

 

マリーナのスタッフは、みんなが本当に優しくしてくれました。

関東に来て初めて人に認められた気がして、みんなの役に立ちたいと思い一生懸命マリーナの仕事を手伝いしました。

あまりにもマリーナに入り浸るようになり本社からもどうせ売れないんだしマリーナの仕事を手伝えと言われるようになりました。

それなら、どうせなら資格も取って、もっと活躍したいなーと思うようになり資格をとった訳です。

 

そして、今、運命の巡りあわせでこの様な状況になってしまいました。

 

abiのようなクズでも、こうなりました。

新人くんの二人には、更に輝かしい未来を築いて貰いたいと思います。

 

最近この歌の歌詞が胸に響きます。

「泣きな~さい~。笑いな~さ~い。いつの日か~いつの日か~華を咲かそうそうよ~」

 

たくさんの愛情があり根っ子が腐らなければ

いつか、ハナは咲くのです。

 

 

 

abi